無題

落ち込む事があったからなるべく楽しみな事を考えよう。 再来週、仕事がひと段落したら彼に連絡をとろう。できるだけ映画を沢山みて、途切れなく話したい。楽しい事を一生懸命話したい。 彼は変わらず、ずっとそこにいるから、安心して私は楽しむ事を考えよ…

フェイスブックやめた。

フェイスブックを辞めました。半年ぶり2回目。 フェイスブックは私の生活を変えただろうか。 時間の消費 自己顕示欲からのダサい自己開示 やり過ぎ書きすぎで自己嫌悪になり人を避ける 友達が減った外国に住む家族の状況がタイムリーに見られる 離れた所に住…

FOUJITA

小栗康平監督「Foujita」初日初回を鑑賞。藤田嗣治の映画と言うより、小栗康平監督の映画。監督はフランスに帰化し日本に帰らなかった藤田に残酷に日本を突き付けた。藤田への入れ込みや愛はなく、藤田はどの場面にも馴染みきれず翻弄され監督が気にいる美し…

タイから帰国

・2015年8月25日〜29日(30日早朝羽田着) ・ANA利用 ・4泊でタイ、バンコクとシラチャへ。 ・ホテル:アナンタラリバーサイド(バンコク)、ジャスミンホテル(シラチャ)今回はバンコク駐在の妹家族宅への訪問が目的で、同行者は母。 そのためバンコクでは…

EUフィルムデーズ 特別上映作品「メイド・イン・ハンガリー」

6月3日にEUフィルムデーズで2008年ハンガリー映画「メイド・イン・ハンガリー」を鑑賞。 今回の出品作「ハンガリー殺人事件」の主演俳優サボー・キンメルさんが来日していたので、彼の出世作を特別上映。 サボー・キンメルさん、めっちゃ感じいい。めっちゃ…

EUフィルムデーズ「マコンド」

EUフィルムデーズでオーストリア映画「マコンド」。 感動のあまり全体的にネタばれです。父を戦争で亡くし、チェチェンからオーストリアに難民として入り、母と二人の妹を支える11歳の少年 ラマサンの物語。 語るべき問題が沢山出てくる。 母はドイツ語を話…

EUフィルムデーズ「タンジェリン」エストニア/ジョージア

金曜日から京橋のフィルムセンターでEUフィルムデーズが始まりました。初日の最終、2013年エストニアとジョージアの合作映画「タンジェリン」のを観て来ました。今年のアカデミー賞外国映画賞にノミネートされていた本作はこれが日本初公開。上映後に監督と…

その男ゾルバ

DVDで「その男ゾルバ」1964年英・ギリシャ・米合作。 ネタばれしているので、注意です。全部失くしても笑って肉食べてラムを飲む。そして踊るんだよ。 なんてなんて良い映画なんだろう。 イギリス人(半分ギリシャの血)作家の青年バジルが父の残した土地が…

イル・ポスティーノ

DVDでイタリア映画「イル・ポスティーノ」。1950年代、共産主義の為チリから亡命した詩人と、彼が身を寄せたイタリア漁村の郵便配達青年の物語。 詩人は後にノーベル文学賞を受賞するパブロ・ネルーダ。どこまでが実話かは分かりません。冒頭の白い漁村と海…

マスク展

庭園美術館マスク展行ってきました。謳え、踊れ、驚異のハイブリッドたちよ―が今展のコピー。展覧会HPによるハイブリッドの注釈より、以下。 「近年では機械やテクノロジー等 の分野で頻繁に転用されているが、元来は魂を宿す生物を表わす言葉や概念であった…

うなぎ

今村昌平「うなぎ」をDVDで。間が気持ちいい作品でした。 妻殺しの男と自殺未遂の女が知らない土地に流れてきて、もう一度生き始める。赤い色に象徴される女性の狂気と、どことなく漂う男性たちの幼児性がポイントになりながらも、それを囲む田舎町の人々は…

「ストーナー」

2014年12月31日にSNSに書いた感想を転載。 超絶ネタバレです。 以下。「ストーナー」の感想が書ききれない。 舞台は1910年、19歳のストーナーが入学し、1956年に亡くなるまでたち続けたミズーリ大学が主となります。 貧しい農家の一人息子ストーナーが農業を…

岡山小旅行④

岡山4でこれで最後。これも3月6日。 ご飯の事。 写真のぶれぶれ具合に私の舞い上がり具合が伺えます。 なかなか席が取れない人気のおでん屋さんに開店1730の数分前に到着。 もう待っているお客さんがいた。寒い日だったから、温かいの嬉しかったなぁ。瓶ビー…

岡山小旅行③

岡山3。引き続き3月6日。 行って来ました日本第一熊野神社。 倉敷の山の中にありました。熊野と語るように、社殿が熊野大社と同じ構造だそう。後で調べると、役小角の縁の神社だって。宇宙皇子やんか。ああ〜。 この神社、干支ごとに賽銭箱がありまして。ち…

岡山小旅行②

写真は旧野崎家の庭にあった一個60㌔の分銅。 岡山2:3月6日。 児島で芸術祭が開催中でした。手づくり感たっぷり。 コンセプトをしっかり感じられたのは庭のキラキラ。 鏡面アルミが巻かれた棒が400本かな、塩長者の旧野崎家の庭に不規則にずらり並び、キラ…

岡山小旅行①

・2015年3月6日・7日 ・岡山県岡山市と倉敷市児島へ ・大阪出張の帰りに立ち寄り 私の中で岡山といえば、あさのあつこ「バッテリー」。 瑞垣が好きだったなぁ。ショートで5番。商店街が思わぬアバンギャルド。恐竜とか天使がいたよ。 天使は何を持ってるんで…

いつか読書する日

DVDで「いつか読書する日」。田中裕子と岸部一徳が主演の恋愛映画。 舞台は主人公、田中裕子演じる女性が生まれ育った小さな田舎町。小さな町で生きる人々の個々の背景も描き込まれ本筋に厚みを持たせた見応えある素晴らしい映画。男と女が恋愛が全てなのよ…

嵐が丘(1992年)

1992年版 映画「嵐が丘」。ダイジェストでミスキャストやなぁ。ジュリエット・ヴィノシュはフランスでショコラ、日本なら糠床がイメージ。イギリスだったらフィッシュアンド芋を揚げているイメージ。今読んでいる水村美苗「本格小説」に嵐が丘が出てきたから…

あるいは裏切りという名の犬

日曜の朝からフランス映画「あるいは裏切りという名の犬」をDVDで。 ちょっと乗り気じゃ無かったけど、これしかDVDがなくて。かつて親友だったけれど、今はライバル関係にある警察官二人の対決を描いたフィルム・ノワール。 あるいは!裏切りという名の!犬…

恋する遺伝子」DVDで。

2001年のアメリカ映画なんだけど、主人公の洋服なんて洒落てて好き。いい、アメリカのロマンティックコメディ楽しい。 内容は非常に非常に頷ける話で、働く女が男に捨てられ、男は元サヤ。彼女は男が去った理由をアレコレ考える。 幸せだったのになぜ私は振…

小さいお家

テレビで「小さいおうち」を観る。すごーく良い日曜日の夜になりました。 松たか子さん、黒木華さん、吉岡英隆さんと声も佇まいも良い俳優さんたち。言葉も身なりも美しく心地よい映画でした。昭和の時代、戦時中の物語。 赤い屋根の洋館に住む人々と、そこ…

マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画

渋谷uplinkで「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」を上映後の監督と映画仲間によるトーク付きで。 このトークが凄く良くてしっかり映画を補完されていました。 何がマイノリティって、あらゆるものがマイノリティ。 この映画には何層にも仕組…

127時間

ジェームズ・フランコ主演の「127時間」をDVDで。 登山に向かう青年が渓谷を歩く途中に落下し、岩に腕を挟まれ身動き出来ない。どうするどうなる映画。 実話だったのか!!って最後まで観て知った。実話なんだ! なんか、文句無しに楽しめて感動出来ました。…

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

DVDで「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」。 寅さん17作目の旅は京都龍野、旅の友は宇野重吉演じる日本画家でマドンナは芸者に扮した太地喜和子。とても心に沁みる物語でした。龍野は美しくて、切ない恋もある。東京にも人情があって、また人の不条理もある…

おみおくりの作法感想2回分。

イギリス映画の「おみおくりの作法」 2回分の感想。 感想話し合いたいから見て来て。って言われて直ぐ行って、出張で会えなくて、明日やっと会えるから復習に行ってきました。でも明日の連絡は来ないんだ。忙しそうだから、それでいいんだ。◆1回目が1月2…

今日のマッサン

ええ回やった!ワイ、昼から声上げて泣いたったで! 昨日見逃したのがほんまに惜しい。いつの間に仲良し鴨居親子になってたんや。栄一郎くんはちゃんと子供らしい素直な真面目さがあって好きや。ちゃんと子供であった事を経験するのはこれから先、とても良い…

今朝のマッサン

キャサリンが初めて好きや感じたんじゃ。可愛らしいのぅ。 丁寧に作られた回で、階段落ち流産の流れが雑な設定で役者の演技力で持ってるなぁ。思ったから、今回の脚本演出の丁寧さで説得された。じんわり泣けたんじゃ。 エリーが栄一郎に言ったIt's not your…

今朝のマッサン

栄一郎くんが素敵でお楽しみな最近のマッサン。 今朝の幼少時の話なんて六三四の剣の修羅のようじゃないか。 子供の頃、国彦はんは鬼や!剣道の鬼や! と修羅父が奥さんに打たれる場面を妹と真似をして遊んだものです。六三四の剣 (1) (小学館文庫)作者: 村…

ヤドリギ

昨夜、夕飯を頂いた吉祥寺のマルシェエピスに飾られていたヤドリギ。 ヤドリギってあるのね。寄生樹なのね。なんて不思議な樹。 本体の木が枯れてしまっても、ヤドリギは実を付け生息するんだって。 何を連想しようかと思う。

パリ旅行2014.9⑪

ポンピドゥーのピカソの一枚。ピカソには色々言いたい。これ、多分最初の奥さんのオルガ。 このやかましい口とだらしない身体は二人の仲が険悪になってからの象徴的な描き方。 日本にあるピカソを見ているとうっかり、こういう悪意に満ちたヒーロー像を忘れ…