岡山小旅行②

写真は旧野崎家の庭にあった一個60㌔の分銅。

岡山2:3月6日。
児島で芸術祭が開催中でした。手づくり感たっぷり。
コンセプトをしっかり感じられたのは庭のキラキラ。

鏡面アルミが巻かれた棒が400本かな、塩長者の旧野崎家の庭に不規則にずらり並び、キラキラ棒が重なって向こう側が不可視になる。
鏡面だから、根元辺りは地面を映して地面に根差しているというより、不思議な棒状の異物が降ってきたみたい。もしくは、パワー的な物ではない光の塊がそこに群れているみたい。そして薄く張られた四角い水面は地上に空を落とす。不思議な庭。

晴れていたらもっとキラキラして、水に映る空も青くて印象が違ったんだろな。日々の変化も作品に組み込まれていて、とても面白い。
空間を取り込んだ作品って、その空間の可能性も含まれて、イメージの幅が広がるから、(時間とか天候とか変化やもしくは室内の変化しない無機質なイメージや)その条件がうまくマッチすると見る側のワクワクした気持ちも大きくなるなぁ。いいなぁ。


野崎家住宅では立派な庭を散歩したり塩の博物館が見られたり、良い雰囲気がありました。