華麗なるギャッツビー

DVD「華麗なるギャッツビー」鑑賞。ディカプリオは早死にか気が狂うかが多いなぁ。温かな老後が似合わないんだろうか。彼の作品ならキャッチミー・イフユーキャンが一番好き。生き延びている。
原作を読んでいない人が観たらどうなんだろう。答え合わせのように観てしまいました。ディカプリオのギャッツビーが観られて良かった。
印象的な場面は記憶に残るように演出がされていて原作ダイジェストになってしまっているけれど、華やかな1920年代のアメリカが再現されていて夢のような世界を楽しめます。そこを監督は描きたかったのかな。

ギャッツビーのイノセンスにやっぱり涙がでる。
希望を見出す力がギャッツビーの持つギフトだったって言う。
それは誰もが持てる精神じゃない。
誰にも汚せない純粋さってモノがあって、それはやっぱりギフトの一つなんだと、この原作を映画を観ると思う。
だから The great なんだな。
期待なんて勝手なものだけれど、大事なものなんだと思う。


精神状態によって観ない方が良い映画があるよね、って今日話していたら、この映画が今の私にとってのソレだったみたいです。もうしょんぼりしょんぼりしています。もう一本観るけど、それも人間不信ものだよ。「偽りなき者」と「愛の嵐」だよ。愛の嵐はシャーロット・ランプリングのだよ。火曜劇場じゃないです。