風立ちぬ

風立ちぬ」がアカデミー賞長編アニメーション部門にノミネートだそうで。

私はジブリは好きでは無いけれど、この映画は感動しました。
後に公開されたかぐや姫について、あえて言わせていただくと、男のエゴにうんざりして、巷でかわいいかわいいといわれている爺には吐き気がした。観ている間ずっとイライラしたし、退席しようか迷った。
姫の怒りが私にはダイレクトに届いた。私もあれはキレて疾走する。絶望して心を閉じる。
良作だろうけれど、もう観たくない。女としての立場があまりにもリアルで観ていて辛い。

公開時の感想は良い子ぶって書きました。すみません。

この映画は個人的に好き。飛行機が好き。空を飛ぶ事に憧れる人が好き。
実行する人が好き。
心無いと感じる場面も多々あった。けれど、これは夢を見せるように、良い事だけを描いた夢の中で生きた人の物語。

庵野さんの声はとても良かったとやっぱり思います。おたくってあんなものだ。無神経さも何もかも。あれは人ではないんだから。なーにが綺麗だよ。だ。馬鹿の一つ覚えみたいに。って思うんだけれど、好きならば許すだろうと思います。

物語として、とても心地よさを持った、それでも戦争の物語だと今の時点では私は思います。


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