今朝のマッサン(ネタバレ感想)

◆第9回「災い転じて福となす」

許嫁のつもりだったゆうこさんにマッサンとエリーが詫び入れ。
ぷんぷんのゆうこさんとその母。仲裁を約束した社長は母子の怒りに及び腰でなかなか取り持ってくれない。

悪いのは父親である社長。かわいそうなゆうこさん。。
関西の人はなんかこう、空気でわかるよな、わかってるよな。って所があるにはある。
でも、マッサンは恐るべし鈍感でちゃんと言葉にしなければ約束が成立しない人だったから起こったすれ違いで、母子をその気にさせた父親がもう悪い。

スコットランド人は知らないけれど、人っていうのは基本、言葉にしないと分からない。
日本人は例外中の例外だと、一般的に言われていると思う。

マッサンは言葉にして伝える真っ直ぐな人だからエリーとピッタリと繋がり会えたんだろうな。
どこの国の人に限らず、大事なことは言葉にした方がいい。
態度でなんて何と無く分かってくれ、なんて、そろそろナンセンスかもしれない。伝わらないと意味が無い。

マッサンが「俺が悪かったんかな。」みたいなことをエリーに聞いたら、「何も悪くない」とエリーは言い、「私に何ができる?」と逆にマッサンにエリーが聞けば「何もせんでええ」とマッサンは言う。
そして嬉しそうにハグして行ってきますという。
See you later. Have a nice day.
お約束の言葉だけれど、いつもその人の一日を願うこの言葉を毎日繰り返す事は、英語圏の方々の人との係わり方が伺える。
日本は行ってきます。いってらっしゃい。(行っていらっしゃい)
行くよ。行って帰ってきてね。と、一日の安全を願っている。
これも、また素敵。でも何と無く文化の違いを感じる。外で何があっても関せずですから、ここに帰ってきてね。と、不可侵条約の匂いがすこーしする。
言葉によるの親密さの違いから、国の違いを考える。

ゆうこさんを思うエリーは優しいなぁ。ゆうこさん、実際気の毒だ。
明日もお楽しみ。

堤さん今朝もかっこよかったー。気持ちのいい演技♡