いけちゃんとぼく

遅れ馳せながら、西原理恵子さんの いけちゃんとぼく を読む。

亡くなられた旦那さんの鴨志田穣さんとお二人の息子さんが入り混じったようなぼく。
成長する息子さんの中に鴨志田さんを見る事もあるのかもしれない。
短い間の最後の恋人はどうしても鴨ちゃんを連想させる。
あんな風に、手がしわしわになるまでは一緒にいられなかったお二人。

不意に挿入された
あなたのうしろ姿が好きなの。
が、私は好き。
こたつに入ったいけちゃんも好き。

一緒にいて、腹がたったり、考え方の違いで、やっていけないって感じて
先を憂いちゃったり一人勝手にしちゃうけど
なんだかね。そんなのは大事な事じゃないのかもしれない。

いけちゃんとぼく

いけちゃんとぼく